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フィールドサーバとは |
Webサーバ,複数のセンサ,ネットワークカメラ,無線LAN通信モジュール,超高輝度LED照明など様々な電子機器を搭載し,フィールド(圃場)に長期間設置して,環境の計測,動植物のモニタリング,農園の監視等を行う超分散モニタリングデバイスです。フィールドサーバは以下のような機能を有しています。
- センサネットワーク
無線LANの中継機能を有し,屋外における定点観測,防災・防犯のための画像監視などを行うセンサーネットワーク・ノードとして利用できます。
- ユビキタス・ネットワーキング
フィールドサーバの周囲100〜数100mのエリアを無線LANによるインターネット接続できるホットスポットにできます。
- マルチセンサ
気温,湿度,日射量のセンサを標準で実装しています。日射の影響を受けないアスマン式温湿度測定により気温,相対湿度を計測します。 オプションとして,現在,以下のセンサを搭載可能です。 ・土壌水分 ・葉の濡れ ・CO2濃度 ・UV(紫外線) ・害虫カウンタ
- カメラ
ネットワークカメラ(30万画素)を内蔵しています。ネットワークカメラは以下のものに変更または追加出来ます。 ・300万画素のデジタルカメラ ・パン・チルト・ズーム可能なカメラ ・顕微カメラ ・赤外線熱画像カメラ
- ネットワーク・ロボット
外部機器の電源のON/OFF制御,サーボによる遠隔操ができ,定点設置型ロボットとして利用できます。
- グリッド・コンピューティング
インターネット常時接続のメリットを活かして,フィールドサーバ・エージェント及びMetBrokerのネットワークサービスによる高度な機能を実現します。
- 共通プラットフォーム
フィールドサーバは屋外に設置する一種の「オールインワン型PC」であり,従来,研究室等室内で使用していた実験装置や電子機器をフィールドで使用するための共通プラットフォームという側面を持っています。
フィールドサーバの内部でもセンサネットワークを構成しています。目的や場所に合わせてそれぞれ異なるデザインの筐体と様々な機能を持つ基板を選択して格納できる汎用性の高いプラットフォームを目指しています。
- ロバストでレガシー化しにくいシステム
フィールドサーバを構成するセンサや照明部以外の電子機器はWebサービスであることが推奨され,フィールドサーバ内部の各モジュールがWebサービスとして独立稼動するロバストなシステムです。物理層はEthernetまたは無線LAN,アプリケーション層はWebサービスであるため,少なくともブラウザさえあれば利用できます。USBデバイスやRS-232Cで接続する機器で問題となる「OSのバージョンアップによってデバイスドライバが供給されなくなり,ハードウェアがレガシー化する」という問題がなくなりました。
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